呼吸が上手くできないのはあなたのせいではない!
呼吸はあなた自身の生活、心の反映です
こんにちはnaoです。
今日は呼吸についてお話します。
ヨガレッスンに行くと、インストラクターが
「深い呼吸をしましょう」「ゆ~ったりとした呼吸で・・」と言うけれどそれがうまくできないと悩んでいる方はいませんか?
大切なのは自分の呼吸を観察すること
今、あなたは何秒間息が吸えて、何秒間かけて息が吐けますか?
人によりますが、吸う息は5秒間かけて吸えるけれど吐く息は2秒間しか吐けなかったという方もいらっしゃると思います。
その逆の方もいらっしゃると思います。
まず大切なことは、今自分の呼吸がどのぐらい吸えてどのどのぐらい吐けているのか把握することです。
呼吸(息)
息は自らの心と書きます。
息は心の状態によっても変化します。
リラックスしていて落ち着いている時の呼吸はゆっくり深く流れています。反対にイライラしている時や焦っている時の呼吸はとても早く浅く流れています。
このように心の状態が呼吸を変えてしまいまうように呼吸の状態を変えることで心の変化も起こります。
まず大切なことは日常生活の中で自分の呼吸を観察してみることから始めましょう!
忙しい毎日の中でつい目の前に起こることに集中してしまうことも多々ありますが、ふとこの事を思い出して1日何度か自分の呼吸を観察してみましょう!
そして、おすすめはそこで感じたことを何かノートに記録しておくことです。
自分のヨガノートを作ることも自分自身のことが客観的に観察できるのでおすすめです!
正しい呼吸とは・・
ヨガでは基本的に鼻から吸って、鼻から吐いていく鼻呼吸を使いますが体調や目的によって口を使うこともあります。
まず鼻から息を吸って、鼻から吐いてみましょう!
どうですか?
もし鼻で呼吸することが辛ければ、鼻から吸って、口から大きなため息をつくように口から息を吐き出してみましょう。
深い呼吸ができているとこんな感覚があります!
- 吸う息と吐く息が同じぐらいの長さや深さでできている。
- 手足の先が温かくなったり、ビリビリと何かが流れている感覚が感じられる。
- 呼吸を意識的にする前と、終わった後と比較してみると良い変化が感じられる。
呼吸を深める3つのコツ
①洗濯板ゴシゴシ
↓のように肋骨や胸骨を拳でゴシゴシとします。
イメージは骨が洗濯板!
その洗濯板で汚れを落とすように、疲れも一緒に落とします。
3分ほど続けてゴシゴシとしてみましょう!
強さは痛気持ちいいくらいの強さで
どうですか?
呼吸が少ししやすくなったのが、感じられたでしょうか?
これをすることにより
胸骨や肋骨の周りの筋肉をほぐします
すると呼吸で使う筋肉がほぐれて、深い呼吸がしやすくなるのです。
②目を瞑りイメージを膨らませてみましょう
自分の好きな香り、アロマの香りでも、落ち着く場所の香りでも・・自分自身がほっとできる香りのイメージを持ちましょう。
また、香りだけでなく行ったことのある場所、見たことのある場所の中から大の字で寝転がり気持ちよくリラックスできる場所をイメージするのも良いです。
自分がどんな香りを嗅いだ時に落ち着くのか・・どこにいる時に呼吸が深まるのか・・観察しておくことも大切ですね。
③頭や目に手当てをすること
現代人はパソコンやスマホを使う機会が多いので目や頭を使酷使し、疲れていることが多いです。
↓のように両手をこすり合わせて、手が熱くなるくらい。
その手を目に当てましょう。手の平から出ている温かい気で目を優しく労わります。鼻や口からしている呼吸を目でもしているイメージを持ってみましょう。
いつも色んな物事を映し出してくれている目に感謝の気持ちを持って!
同じように、頭に手を乗せて少し指の腹を使ってマッサージします。
終わった後の呼吸は、また一段階深い呼吸に変化していませんか?
呼吸というのはあなた自身の生活の反映、心の反映です。本来のあなたが持っている呼吸は深く穏やかな呼吸。思い出してみましょう!あなたの息。